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和歌山県立和歌山工業高校の奥田恭久先生が2005年から発行を続けている「週刊タバコの正体」。2011年からは日本禁煙科学会のホームページ上でも紹介させて頂いています。
「世間はタバコを必要としなくなりつつあります。いずれ「タバコの正体」など必要がない時代がくる事を願っていますが、読んでくれる人がいる間は、今までどおり続けていきたいと思っています...」(400号発行に際して)との奥田先生の思いを、皆様の「子どもたちへの教育(喫煙防止教育・防煙教育・禁煙教育)の普及と質の向上」に役立てて頂ければ幸いです。
☆毎週火曜日発行(夏休み・冬休み等の長期休暇時を除く)
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■□■創刊800号 (2024/10/08)■□■
「週刊タバコの正体」は、このたび通算800号を発行することができ、2005年4月の創刊から数えて来年3月末で満20歳を迎えようとしています。これほど長く続ける事になるとは思ってもいませんでしたが、創刊当初から関わっていただいた日本禁煙科学会のサポートのおかげだと深く感謝いたします。
さて、20年前を振り返れば学校で喫煙する生徒が後を絶たない状況を何とかしたい思いで書き始めた「タバコの正体」でしたが、時代は大きく変遷し現在の学校ではタバコの煙も匂いもほぼ消えました。しかしながら、生徒の喫煙はゼロになったかと言うとそうではなく、現在でも年間数件、通学途中などで喫煙しているところを指導されています。大多数の若者はタバコに興味を持たなくなり社会全体においても喫煙率は減る一方ですが、タバコが販売されている限り喫煙者をなくす事はできないと感じています。
タバコの有害性や不利益が世間に浸透してきた現在、これからの若者には「タバコを吸い始めない」意識に加えて、「タバコは社会に必要なのか」という問題意識も持ってもらいタバコのない社会が実現できればと思っています。(2024年10月 奥田恭久)