【2011 − 2014】 −−−「週刊タバコの正体 2011年〜2014年」を表示しているページです。−−− |
|||||
2011-2014 | 2015-2018 | 2019-2022 | タバコの正体 合本 | 和歌山工業高校 |
日本禁煙科学会では子どもたちへの教育(喫煙防止教育・防煙教育・禁煙教育)の普及と質の向上に力を注いできました。
子どもたちへのすばらしい教育の実例として、和歌山県立和歌山工業高校の奥田恭久先生が2005年から続けてこられた「週刊タバコの正体」を紹介させていただけることになりました。
「和工にタバコはいらない」−−−奥田先生が「タバコをゼロにする事ができる、たとえ40年かかろうと50年かかろうと」として、
子どもたちに伝えようとするメッセージは、禁煙に関する基礎研究・禁煙支援や喫煙防止教育を志す多くの皆様の共通の思いです。
なお、「週刊タバコの正体」の詳細や教育効果については、学術誌「禁煙科学vol.1(3) 2007.12」でもその成果が報告されています。ご参照ください。
☆毎週火曜日発行(夏休み・冬休み等の長期休暇時を除く)
※「週刊タバコの正体」Vol.20以前のバックナンバーは和歌山工業高校のHP「タバコの正体 合本」でご覧下さい。
★「週刊タバコの正体」最新号を表示する
★奥田先生からのメッセージを表示する
■400回(2014.10.14)
2005年4月に第0話「襟裳岬に春を呼べ」(和歌山工業高等学校ホームページ「たばこの正体」のページに収録)でスタートして10年が経ち、400話を迎えました。
10年前の高校1年生は25才、現在の高校1年生の10年前は幼稚園児だと考えると、やっぱり長いと感じますが、毎週「タバコの正体」を書くことは、毎日の仕事を続けるのと同じように生活の一部になってしまった今では、あまり特別な思いはありません。と言うのも、がんばって書き続けるているのではなく「毎回、読んでくれる人がいるから」書いていると感じています。誰かの役に立てている事がエネルギーとなっているのだと思っています。
世間はタバコを必要としなくなりつつあります。いずれ「タバコの正体」など必要がない時代がくる事を願っていますが、読んでくれる人がいる間は、今までどおり続けていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いいたします。 (奥田恭久)