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子どもの禁煙研究会(2024)

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お悔やみ
  日野原重明先生
お悔やみの言葉 高橋裕子
※日本禁煙科学会の発案者であり名誉顧問の日野原重明先生が7月18日午前6時半に105歳で逝去されました。心より衷心の意を表します。

ふえる笑顔 禁煙ロゴ ※筋肉の疾患で体の不自由な浦上秀樹さん(埼玉県在住)が、口に筆を取って書いてくださった書画です。「けんこうなしゃかい ふえるえがお」でという文字を使って『禁煙』をかたどっています。


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禁煙科学(2007.11)
「禁煙指導者・支援者のための禁煙科学」パンフレット(pdf/1245k)

禁煙支援資料(2013.03)
「生まれてくる赤ちゃんのためにできること」パンフレット(pdf/1245k)


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第13回子どもの禁煙研究会

■第13回子どもの禁煙研究会 開催概要:

 ・日時:2024年3月24日(日) 9:30--12:30
 ・場所:沖縄小児保健センター 3階ホール 現地開催のみ(web配信なし)
     沖縄県島尻郡南風原町字新川218-11
 ・研究会の趣旨:子どもに対する禁煙活動に焦点をあて、
                      沖縄県の禁煙活動の推進を図る。
 ・主催:日本禁煙科学会 子どもの禁煙研究会
 ・後援:(順不同・予定含む)
     沖縄県医師会,沖縄県健康づくり財団、沖縄県小児科医会、
     沖縄県薬剤師会、沖縄県小児保健協会、沖縄県歯科医師会、
     沖縄県看護協会、沖縄県保健医療部、沖縄県教育委員会、
     健康日本21推進全国連絡協議会
 ・参加対象:職種をとわず、子どもの禁煙支援・喫煙防止教育に携わる全ての方
 ・受講点付与:日本禁煙科学会 禁煙支援士受講点 1点
 ・参加料:500円(資料代)

■プログラム:

 ◇9:30- 開会の挨拶               仲本病院 玉城 仁

 ◇9:35- 講演1
   子どもたちが危ない!電子タバコと加熱式タバコの最新知識
                    京都大学 禁煙外来 高橋裕子

 ◇10:05- 講演2
   小学校用ならびに高校用の防煙教育(薬乱防止教育)資料を活用して
        防煙教育等を実施した(県内学校における)アンケートの結果
                        なみき薬局 笠原大吾

 ◇10:40- ミニコンサート ビオラ二重奏
                   琉球交響楽団 新垣伊津子 くによしさちこ

 ◇11:05- 禁煙支援事例紹介とグループディスカッション
   禁煙は開始したが大麻のことを普通に話す中学3年男子への対応
                      徳山クリニック 永吉奈央子

 ◇11:55- 質問シート記入、Q&A

 ◇12:15- 閉会の挨拶            オリブ山病院 譜久山民子

■参加申し込み方法:

 ◇下記の参加申込フォームよりお申込みください。
     https://form.os7.biz/f/de5d4bd2/

   ※右のQRコードから申込みフォームにアクセスできます。

 ◇締め切り  2024年3月15日(日)

■ポスター:

2020-02
  ※画像をクリックするとpdfファイルが開きます。


■開催報告:

 3/24(日)第13回子どもの禁煙研究会は無事盛会裏にて終了いたしました。医療、学校、行政と多職種の皆様合計34名の方にお集まりいただきました。 御忙しい中、貴重な休日にもかかわらず多数ご参加いただき、ありがとうございました。開催内容について簡単にご報告いたします。(KK沖縄世話人 徳山クリニック 禁煙外来 永吉奈央子)

<講演1>
「子どもたちが危ない!電子タバコと加熱式タバコの最新知識」
          京都大学 禁煙外来 高橋裕子先生

 電子タバコ、加熱式タバコ、水タバコ、といった新たな脅威についてとてもわかりやすくご講演いただきました。 特に、電子タバコに関して、グリセリン、香料を蒸気として吸い込むと有害、THC(マリファナの成分を溶かし込むために使われる液体)も使われていることがある、電子タバコによる肺障害EVALI、電子タバコをやめられない子供、等どの話も印象的でした。
 また、昨今おしゃれな形の器具で売られており街角に専用のカフェも見られるようになった水タバコが、1回の使用で紙巻きタバコよりはるかに多くの有害物質を吸い込むことになるとは驚きでした。
 参加者からの感想では、下記のような等、多数の素晴らしい感想をいただきました。

  • 電子タバコについて理解できた。
  • 加熱式タバコの違いが再確認できた。
  • 電子タバコの最新の正しい知識が得られてよかった。
  • 電子タバコが無害でないことを自分も説明できるようにしたい。
  • 「教育、治療、環境」を着実に取り組むことが大事だと認識した。
  • もっと詳しく聞きたかった。

<講演2>
「禁煙推奨に関する小学生の意識に対する学校薬剤師による喫煙防止教育の効果ー沖縄県の事例含むー」
               なみき薬局 笠原大吾先生

   学校薬剤師が子どもへの効果的な喫煙防止教育を行うための教材を全国の学校薬剤師に配布されており、その効果を検証してのご報告はまさに圧巻でした。
 資料を用いた防煙教育前後のアンケート結果では、着実に子ども達の知識が向上していることが示されており、中でも「かかりつけ薬局や病院での治療が受けられる」といった具体的な対処法の知識を得ることが、子ども達が周りの喫煙者へ禁煙をすすめたいという意識へのプラスの影響を及ぼすという結果が印象に残りました。
 参加者からの感想でも、教育の重要性が確認できた、スライドが指導に役立ちそうだ、学校薬剤師が活動の一端を担うことや誰でも活用できる教材が素晴らしいと思った等、多数の素晴らしい感想をいただきました。

<ミニコンサート ビオラ二重奏>
              琉球交響楽団 新垣伊津子 くによしさちこ

 「アマポーラ」「大きな古時計」「見上げてごらん夜の星を」「虹の彼方に」「カールシュターミッツの2つのヴィオラのための二重奏曲よりアレグロ」、アンコールに「てぃんさぐぬ花」。素晴らしい演奏をしていただきました。
 参加者からは、生のヴィオラの優しい音色に、心が落ち着くメロディーに、心が癒され、緊張がほぐれ、涙こぼれそうだった、幸せな気分になった等、多数の素晴らしい感想をいただきました。本当に素晴らしかったです。
 毎回この研究会では、当研究会会長で、琉球交響楽団前理事長でもある安次嶺馨先生のお計らいで、団員による生演奏を楽しませていただいています。学びだけでなくこうした心豊かな時間もすごさせていただき、心より感謝申し上げます。

<禁煙支援事例紹介とグループディスカッション>
「禁煙は開始したが大麻のことを普通に話す中学3年男子への対応」
              徳山クリニック 永吉奈央子

事例:学校の友達の誘いで吸い始め、2週間後から常習喫煙、見つかって自宅謹慎となり、禁煙外来をさがすも受け入れ先が見つからず、禁煙は自力でスタートしたものの再喫煙で再び自宅謹慎延長となって2か月近くたった頃、ようやく当院禁煙外来にたどり着いた15歳男子。今は喫煙欲求なくタバコ依存度スコアも低いが、「もし無人島に一人いてそこにタバコがあったら?」「吸ってしまうかも」という。さらに、母親には「タバコより大麻のほうがかっこいい」「大麻を入手できる場所を知っている」といった話をするため、心配である。という症例を提示し、グループディスカッションしました。

テーマ 1.禁煙治療に関してどんな対応が必要か
 まずは禁煙始めていること、がんばっていることをほめる。本人のネットワーク、友達関係や家族含めた対応が必要。リスクの知識を与える(笠原先生の資料を活用できる)。 喫煙友達対策「口元見ないで離れるように」。パッチは持ち続けるように処方する。本人の背景にストレス要因がないか気を配る。電子タバコの危険性も伝える。外来継続するように家族も一緒にサポートする。学校で友達から誘われた時の断り方や気分転換の方法を教える。薬局でのOTCの情報も伝える。といった意見をいただきました。

テーマ 2.大麻についてどんな対応が必要か
 タバコと並列で大麻の教育が必要。ネット情報に気を付けさせる、いったん離れるようにさせる。親世代が学び直して知識を蓄える。「だめなものはぜったいだめ」と言い続ける。「大麻の方がかっこいい」という子供には、自己肯定感を上げていく声掛けが必要。タバコと同じように子供をとりまくネットワーク、環境対策を強化する。売る人をなくすことは私達にはできないので、できることは教育、治療、環境で、とくに教育をしっかり行うことが大事。といった意見をいただきました。

 ディスカッションの後で、本事例の治療経過を報告した。

概要:初回対応は、ほめる、知識教育、治療、環境の対処を行った。ニコチンパッチの説明を行ったところ本人処方希望あり、自費でニコチンパッチ大サイズ3枚処方した。
 貼らずに禁煙していたが、3週間後に再喫煙あり。すぐに親にタバコを没収されて禁煙再開、パッチも貼ったが吐き気めまいが生じて中止。そのころから父親が一緒に禁煙開始。タバコをすう友人と会わなくなり、以後禁煙を継続し、無事卒煙となった。
 経過中に、再喫煙防止教育、タバコの害の教育に加えて、大麻など薬物に関する教育を行った。その資料は、福岡県薬物乱用防止啓発サイトからダウンロードした。
参加者からの感想は下記のような多数の感想をいただきました。

  • グループワークでは多職種の専門的な視点での意見を聞けてよかった。
  • 他のグループの内容もシェアできてよかった。
  • 禁煙外来の現状を知ることができてよかった。
  • 沖縄県の大きな問題の一つが未成年の大麻であり、喫煙から大麻へ移っていくのをみんなで止める活動も必要だと思う。
  • 小児であっても依存症の治療ができることがわかった。
 会長の安次嶺馨先生より本事例について、「2か月近くも自宅謹慎となりその間の教育的配慮はどうであったのか、禁煙外来にたどり着くまで多くの日を要しており、学校や児童相談所、通院中の病院でも禁煙外来を教えてもらえなかったとの経過から、子どもへのタバコの健康被害について社会の関心が低いのではないか。何等かのアクションが必要だと考える」との貴重なご意見をいただきました。
 また、その点について、高橋先生から、ご指摘のとおりであり今後学会活動としても対応していくとのコメントがありました。
 県で要職を歴任されてきた譜久山民子先生からは、県の取り組みとして 県内禁煙外来のリストが県健康おきなわ21のホームページに 掲載されているので皆さんで共有すべきとの提言をいただきました。令和3年3月17日付の最新版です。

<終了後アンケート>
 回答者18名 今回の研究会の内容は「とても良かった」18名(100%)

  • 吸い始めないことが大切。
  • 子どもの禁煙外来が増えたらもっと良い。
  • 大麻の教育強化必要。
  • ダメなものはダメと言い続けることが大事。
  • 電子タバコの規制がないことが残念。
  • 電子タバコの禁煙は困難であることが印象に残った。
  • 禁煙の4本柱、中でも自分たちが可能な教育、治療、環境が重要。
  • 電子タバコ、大麻、禁煙等についての啓発、未成年を取り巻く環境(家族、学校、行政、医療)のネットワークがとても大切と感じた。
  • 学校現場のお話も聞きたい。「子ども達を守るため」多職種での学びの場を設けていただき感謝する。
  • 最新の情報や正しい知識を得ることができ、今後の禁煙支援につなげていきたい。


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