日本禁煙科学会の発案者であり、名誉顧問の日野原重明先生が7月18日午前6時半に105歳で逝去されました。
禁煙は科学だとの言葉をくださり、この学会に「科学」の2文字を入れてくださったのは日野原重明先生でした。50年前から禁煙の重要性を強調してこられた日野原重明先生は、禁煙を科学的に探究し普及させる学会をと強く望まれ、日本禁煙科学会設立の基となってくださいました。また自ら、第3回日本禁煙科学会学術総会を大会長として開催くださり、第6回の沖縄にての学術総会でも講演に駆け付けてくださいました。
ご逝去は大きな悲しみでありますが、日野原重明先生の志を継ぐ学会として、今後とも社会に貢献してゆくことを日野原重明先生もお望みくださっていると確信し、深い感謝と哀悼の意を表します。