2017年3月7日

【寄稿】




「週刊タバコの正体」500号発行に寄せて
日本禁煙科学会 教育・小児科分科会
野田 隆・牟田 広実

 奥田先生、おめでとうございます。そして、子どもたちに代わって、ありがとうございますとお礼を述べさせていただきたいと思います。よくここまで続けてこられました。2005年4月に第0話「襟裳岬に春を呼べ」以来毎週、毎週号を重ねて、ついにこの日を迎えられたのですね。延べ12年間、よく続けられました。言葉も出ないほどです。

 禁煙は継続するのが難しいとよく言われます。日本禁煙科学会の母体の一つは「禁煙マラソン」です。禁煙の継続をマラソンに例えました。メキシコ五輪で銀メダルを取った君原健二さんの言葉ですが「あともう一本先の電信柱まで走ろう、あともう一本」と心に念じて走ったそうです。「あともう一号、もう一号」と積み重ねてきた「週刊タバコの正体」の偉業は、禁煙継続者の励みになることでしょう。

 教育・小児科分科会も「ほんの少しは0じゃない」積み重ねて、先を行く奥田先生の背中を見失わないようについて行きたいと思います。

 これからも続けられると思いますが、ゴール(タバコのない世界)が来ることを信じて、一緒に走っていきましょう。


※日本禁煙科学会HPに、和歌山県立和歌山工業高校の奥田恭久先生が連載されている「週刊タバコの正体」が、2017年3月、発行500号を迎えたのにあたり、教育・小児科分科会 野田隆・牟田広実 両先生よりお祝いのお言葉を頂きました。(事務局)

文書名:日本禁煙科学会からのお知らせ等
Copyright(C)2008 日本禁煙科学会(http://www.jascs.jp/) All Rights Reserved.