今回、高橋裕子理事長のご好意により、日本禁煙科学会HPに妊産婦およびその家族のための禁煙支援資料を掲載させていただくことになりました。

　　　妊産婦およびその家族のための禁煙支援資料:
　　　　「生まれてくる赤ちゃんのためにできること」 (pdf/512k)

　本資料を印刷し、妊産婦さんを始めとしてその家族などに自由に配布していただいて構いませんが、内容の改変は禁止とさせて頂きます。

　なお、本資料の特徴は以下のようになっています。

• より多くの喫煙者に手にとっていただくため、タイトルからはタバコに関する冊子とわからないようにした。　
• 妊産婦の禁煙および出産後の再喫煙防止には周囲の家族の禁煙が重要との考えから、冊子の最初に周囲の家族の禁煙を勧める内容を入れた。
• 妊娠中のタバコの有害性については、低体重、流早産に主眼を置き、「奇形」、「障がい」などの表現は避けた。
• 禁煙のメリットについては、数多くの事例を紹介。
• ・妊婦は原則として治療薬を使用しないが、周囲の家族は積極的に治療薬を使って禁煙を成功させることが、妊婦の禁煙につながることを説明。
• ・行動療法の具体的な内容を、これまでにも知られているものの他に、禁煙マラソンや禁煙ナビを使用して実際に禁煙した妊婦さんから寄せられた方法も交えて紹介。
• 出産後も喫煙をする限りは子どもへの受動喫煙の影響は避けられないため、禁煙を継続する必要があることを強調。
• 禁煙は何度もあきらめずにやってみることが大切であることを強調。
• ソーシャルサポートの実例として禁煙マラソン、ナビの実例を紹介。