2012年11月15日

【第7回学術総会 in 岩手】報告と御礼   【jascs】2012/11/21配信



会員各位

第7回日本禁煙科学会学術総会 in 岩手
    総会会長  立身政信

 第7回日本禁煙科学会学術総会の会長を務めさせていただいた立身政信です。

 第7回学術総会は11月17日(土)・18日(日)の2日間、岩手県盛岡市JR盛岡駅西口の いわて県民情報交流センター(アイーナ)で行われました。
 昨年の開催地である沖縄からも、たくさんの方々においでいただき、2日間で延べ700名余の参加をいただきました。おかげさまで、多彩な分野で活発な討論をいただき、活気ある学術総会となりました。

 開催に向けて、岩手県内の大学や行政等ではたらく「健康禁煙ネット いわて」のメンバーをはじめとした仲間で実行委員会を組織し、アイデアを出し合いました。会期が迫った9月9日には、日本禁煙科学会理事長の高橋裕子先生や理事の三浦秀史先生においでいただいて、アドバイザー講習会を開催し、士気を高めることができました。
 10月に入って後期の授業が始まると、保健管理センターへの学生の来室も増え、現地事務局のスタッフは日常の業務をこなしながら準備に邁進しました。

 学術総会のテーマは、昨年の3月11日に発生した東日本大震災・津波からの復興を願い「イーハトーブ(宮沢賢治の造語でドリームランドとしての岩手)の復興に向けて 〜今、爽やかな風を〜 」としました。

 久し振りに大学で主催する学術総会でしたので、学生の防煙、禁煙支援、そしてキャンパスの禁煙化について討論を深めることとしましたが、地域、職域、禁煙治療、歯科、薬剤師、心理、看護教育、基礎研究など、各分科会で活発な討論が行われました。

 禁煙の歴史的経緯や今後の課題について、結核予防会顧問の島尾忠男先生や厚生労働省の野田博之たばこ対策専門官に政策面からの御講演をいただくこともでき、大変勉強になりました。

 他にも、多彩な内容で興味深い講演が行われました。参加された皆様の、タバコ煙の無い健康的な社会を作るための御活躍に、お役にたてていただければ何よりのことと思っております。

 学術総会の終了とともに、盛岡には初雪が舞いはじめました。本格的な冬の到来です。
 皆様の御健康をお祈りしながら、学術総会の報告と御礼とさせていただきます。どうもありがとうございました。

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    第7回日本禁煙科学会学術総会 in いわて
  「イーハトーブの復興に向けて〜今、爽やかな風を〜」
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