2011年04月18日

日本禁煙科学会の被災地長期支援について  【お知らせ】東日本大震災関連



会員各位

日本禁煙科学会 理事長 高橋裕子

 3月11日の東日本大震災の被害に会われた皆様、関係者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

 東日本大震災という未曾有の事態に直面し、日本禁煙科学会は、他者に何かを求めるのではなく自ら役立つ行動をするという基本姿勢に基づき、今後の長期にわたる被災地支援方法を検討してまいりました。その結果、今後も日本プライマリ・ケア連合学会と連携して支援を続行してゆくこととしましたのでお伝えします。

 大震災後1か月を経過してなお復興の道のりは遠く、医療的にも中長期的な支援を必要としている状況は、皆様もよくご存じのとおりです。 日本プライマリ・ケア連合学会とは、薬剤師の先生方への認定点の付与等で以前ら協働させていただいてきました。

 大震災後、日本プライマリ・ケア連合学会はいち早く医療支援の体制を構築されました。その一部に被災地支援やUp to dateの翻訳作業などがあり、日本禁煙科学会からも、メンバーの被災地入りやUp to dateの 禁煙部分の翻訳など、多くの会員のみなさまに被災地支援の一助を提供いただきました。皆様の熱いお気持ちと行動を深く尊敬申し上げています。

 被災地の状況も急性期から慢性期に移行してきました。急性期を過ぎたということで引き上げる団体もありますが、日本プライマリ・ケア連合学会では復興の長期化を見越しての長期スパンでの医療支援体制を計画しておられます。日本プライマリ・ケア連合学会 の取り組みの詳細に関しては、 http://www.primary-care.or.jp/ を参照ください。

 被災地支援は大規模な後方支援組織の構築や資金があってこそ実効性と持続性あるものとなります。日本禁煙科学会は当初、独自支援も検討しましたが、独自体制の構築よりも、日本プライマリ・ケア連合学会の支援事業を全面的に支援することが会員のみなさまの復興への熱意に沿うものと判断しました。
 これにより、日本禁煙科学会では今後も長期にわたる被災地支援を日本プライマリ・ケア連合学会と連携して続行してまいります。

 会員の皆様におかれましては、それぞれのお立"場で、すでに相当な支援の提供をしておられることと存じますが、今後は下記3点も心にかけていただき、可能であれば支援を頂戴できますようお願い申し上げます。

1.支援者派遣への協力
 日本プライマリ・ケア連合学会では医療支援(PCAT)への参加申し込みを受け付けています。(これは原則として日本プライマリ・ケア学会会員限定です。そのほかの方でぜひ行こうという方はに相談ください。)
 日本禁煙科学会として、3月に三浦理事が参加。5月には私自身も参加を予定をしています。その他にも複数名の日本禁煙科学会会員の方がエントリーくださったと聞きます。今後も引き続きエントリーを御願いします。お申込みは http://pcat.primary-care.or.jp/ から。

2.翻訳活動への協力
 3月にはUp to dateの翻訳作業への協力をまことにありがとうございました。今回対象にしなかった分の翻訳や、二次校正などの作業のほか、日本プライマリ・ケア連合学会での翻訳作業も継続的に紹介してゆきますので、引き続き会員の皆さまのご協力を御願いします。なお、これに関しましては、翻訳に使用する HP(被災地に入るプライマリケア医のための「UP TO DATE の翻訳」のサイト)を開設致しました。

3.日本プライマリ・ケア連合学会の寄付金募集案内
日本プライマリ・ケア連合学会では長期支援を継続するため募金をお願いしています。また金銭的支援以外にもたとえば、被災地への移動手段の提供や医療機 器医薬品の提供等も重要な支援と考えます。この件に関しましては http://www.primary-care.or.jp/pcat/pcat_kihukin.htm へアクセスください。

 最後に、被災地と日本に、一日も早く笑顔が戻りますよう心からお祈りします。

(注意) ★なお、これは大震災医療支援において他の学会との連携を限定するものではありません。他学会からも連携の申し込みをいただき次第、理事会討議の上連携させていただく所存です。


文書名:日本禁煙科学会からのお知らせ等
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