お忙しい中、教育・小児科分科会にご参加くださいましてありがとうございました。おかげさまで、40名以上の様々な職種のみなさまに参加していただきました。分科会の内容を簡単に報告させて頂きます。
まず、「防煙授業の実際」と題し、野田、牟田、伊藤の順に、それぞれがおこなっている防煙授業を供覧しました。当初、一般演題と内容が重複するため、参加者をそちらへ誘導し、講演はカットする予定でしたが、会場におられる方が予想以上に多かったため、急遽予定通りに実施しました。不手際をお許しください。
その後、ワークショップ「防煙授業の楽しいクイズを作ろう」として、5つのグループに分かれ、K-J法を用いて、楽しいクイズを作成して頂きました。クイズの内容は、小学校3年生に理解できるものとしました。
以下に、独断と偏見で選んだ楽しい(深い)クイズ(一部改変)を示します。
これらクイズの内容の他に、授業の進め方の一つとして、「まち探検」になぞらえて、ファミリーレストラン、派出所、病院、薬局、コンビニ、エステ、サッカースタジアムなど、その場所に応じて、たばこについて考えさせるというアイデアが出されました。
例えば、ファミリーレストランでは、まず「お店に入って、人数の次に聞かれることは?」と問いかけます。その答えは、「たばこはお吸いになりますか?」ですね。このことから、「たばこを吸っていない人にとって、たばこの煙は害になるから席を分けている」ということを伝えるというものです。子どもたちの生活に合わせて考えさせることができる秀逸なアイデアであると感心しました。
最後に、様々な素晴らしいアイデアを提供して頂き、しかも誰でも使用できるように著作権放棄の許可を頂いた参加者の方々に深謝いたします。
なお、作成したクイズをまとめ、送付したいと考えておりますので、参加者の皆様は牟田qze05346@nifty.comまでご一報頂けると幸いです。