昨日のマスコミ報道をご覧になった方も多いと存じますが、６月から正式に、第一類、第二類の薬品に関しては、通信販売が禁止になります。従来行われている、健保が医薬品販売事業者に委託して、風邪薬や鎮痛剤（ともに第２類）などの斡旋や無料提供なども出来なるなるということです。

ご存知のとおり、禁煙補助薬については、第一類はニコチンパッチ製剤、第二類はニコチンガム製剤になります。ちょうど、来年度の禁煙支援事業を検討されている方も多いと思います。今回の改正に関しての動向をよく見て事業をご検討ください。

また、ニコチンパッチ製剤が第一類になったのは、薬剤師が職能発揮するチャンスです。幸い、値崩れを起こしていない今、「ドラッグストアで買っても薬局で買ってもどうせ同じ値段なら、手厚い禁煙支援をしてくれる薬局で買おう！」患者様、お客様にそう思っていただきたいです。そこからかかりつけ薬局への道も開けると思います。

「そうは言っても忙しい時に禁煙ばかりに時間はかけられないよ・・・」
「まだまだ禁煙支援なんて、むずかしそうで・・・」
そんな方に使っていただきたいのが、禁煙日記です。

この日記は、都道府県薬剤師会で禁煙を推進くださる多くの先生と一緒に製作いたしました。 薬局だけでなく医療機関の禁煙治療や企業や自治体が行う禁煙教室でも活用くださっています。

必要事項は聞き漏らさない、交換日記形式で、患者さんとのコミュニケーションUP！しかも初回の問診は（書いていただき時間を除いて）3分程度。あとは、家でゆっくり読んで記入していただくだけ。 そして次回持ってきていただければ、継続した禁煙支援ができます。

ぜひ、お手にとって禁煙日記をご検討いただきたく、お試しパック（5冊送料込み380円）をご用意しました。ご注文は日本禁煙科学会のHPから申込書をダウンロードしてください。 />

　　　■禁煙日記の内容については禁煙科学のページを参照して下さい。
　　　■禁煙日記fax注文書(pdfファイル)

（日本禁煙科学会 薬剤師分科会長　伊藤裕子）