平成20年11月7日

【第3回総会アナウンス】 プログラム紹介(6)  【kk】2008/11/7配信

会員各位

 【第3回総会アナウンス】プログラム紹介 小児科分科会2

日本禁煙科学会 理事 野田 隆

 参加者の募集です。小児科と銘打っていますが、小児科限定ではありません。以下の案内を読んでいただければ、お分かりになると思いますが、実践的で応用範囲の広いお値打ちの会です。是非多くの参加者で、参加型の楽しい会にしましょう。

  【小児科分科会2】
    11月16日 14:10−15:50 3階
    「明日からもっとうまくなる小児科での禁煙支援」
      座長 牟田広実 飯塚市立病院 小児科
      野田隆 のだ小児科医院

 今この分科会では、上記の思いを実際の行動に結びつける為に以下のシナリオを考えてみました。

患者:れんくん 3歳
主訴:昨夜からの喘息発作
現病歴:
 1歳半頃より喘息発作を認め、月1回程度、発作のため外来受診している。定期的な吸入ステロイドやロイコトリエン拮抗薬の内服を勧めているが、「副反応が>怖い」とのことで、指示された期間も飲まずにやめてしまうことも多い。今回、昨夜から喘息発作(小発作)を認め来院。吸入にてほとんど喘鳴も消失している。
既往歴:喘息の他はない。
来院者:患者本人、父親、母親の3人
家族構成:父(40歳)、母(30歳)、患者本人の3人暮らし
家族内喫煙者:父(1日40本、屋内)のみ。
 父は今までに禁煙にチャレンジしたことはなく、必要性も感じていない。こどもの喘息発作と父の喫煙に関連があると説明しているが、「仕事(トラッ>ク運転手)で家に帰らない日にも発作を起こすことがあるから、自分の喫煙とこどもの喘息は関係がない」と思っている。また、「禁煙するために、薬を飲んだりするなんて馬鹿らしい」と思っている。母も父と同様に、父の禁煙の必要性を感じていない。
家族歴:なし

 このお父さんにどのようにアプローチするか?実践とグループ討論を行い、明日からの診療に役立てていただきたいと考えています。小児科以外の方も大歓迎です。
 参加を希望される方は、申込書に所定の記載をされたうえで、11月12日までに座長の牟田(qze05346@nifty.com)までお申し込みください。

  14:10〜14:15  ワークショップの目標および流れについての説明 
  14:15〜14:30  アイスブレイクおよび傾聴のワーク
  14:30〜14:35  グループワークの説明
  14:35〜15:10  グループワーク
  15:10〜15:40  グループワークの発表(1グループ10分)
  15:40〜15:50  まとめ、質問コーナー

小児科分科会(2)申込書
  名前:
  ふりがな;
  職種;
  勤務先;
  メールアドレス;
  WSに期待すること;(200字以内で)


文書名:日本禁煙科学会からのお知らせ等
Copyright(C)2008 日本禁煙科学会(http://www.jascs.jp/) All Rights Reserved.