シンポジウム１の座長を沖縄県南部福祉保健所の譜久山所長と一緒に担当させていただく佐本です。シンポジウム１の内容について、簡単にご紹介させていただきます。

　　【教育分科会】
　　　　１１月１５日　１４:５０−１６:５０　メインホール
　　　　「禁煙の最新の潮流〜エビデンスに基づく着実な推進」
　　　　　座長　：譜久山民子（沖縄県南部福祉保健所長） 　　　　　　　　　佐本　　明（和歌山県）

　喫煙率が成人男性においても半数を割り、喫煙の健康影響が喫煙者を含め広く周知された今、禁煙は大多数の支持を得るものであり、それに合った展開が求められています。禁煙はエビデンスに基づいて着実に計画し粛々と推進する時代になりました。そのためには日本禁煙科学会の理念にあるとおり、様々な分野での 科学的な取組が重要です。このシンポジウムでは、日本の各地での禁煙に関する優れた取組の中で、前例のないところに道をつけてきた試みと、これから発展する試みを紹介します。

　６名の方とピアっこのみなさんからテンポよく凝縮したお話や実演をお願いしています。フロアも交えた活発な全体討議も行いので多くの多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

◆講演内容及び講師
(1)大学発：
　「非医療系の大学敷地内禁煙化」立身政信（岩手大学教授）　　
　「歯科医療者への禁煙教育」　　王　宝禮（松本歯科大学教授）
(2)地域発：「和歌山県未成年者喫煙防止条例の制定」佐本　明
(3)新しい試み：
　「ヘルスツーリズム」高橋伸佳（JTBヘルスツーリズム研究所長）
　「禁煙支援者育成の全国展開」　三浦秀史（禁煙マラソン事務局長）
　「石垣でのピア教育」城所　望（石垣市健康福祉センター）　
　　　　　　　　　ピアっこのみなさん