【JASCS通信】にて配信された【第2回総会アナウンス】を公開します。
来る12月1日(土)に開催される「スポーツと禁煙」シンポジウムをご紹介申し上げます。
長年にわたり、スポーツ選手のメンタルトレーニングにあたってきた畿央大学の東山明子先生にスポーツと禁煙のシンポジウムを組んでいただきました。シンポジストの3人はいずれも第一線で活躍中のアスリートです。
シンポジウム1 12月1日能楽ホール 10:10〜11:00
【テーマ】スポーツと禁煙
【座長】 東山 明子 畿央大学 教授
【シンポジスト】
津田 忠雄 近畿大学 健康スポーツ教育センター 准教授、心理カウンセラー 近畿大学陸上競技部監督、関西学生陸上競技連盟コーチ 橋本 享祐 立命館大学経営学部5回生 立命館大学パンサーズ 昨年度主将 石井 隆 つけもの「石井」社長 滋賀県クレー射撃協会所属
【要旨】
21世紀に入ってスポーツ界における禁煙化が世界レベルで進んできている。しかし、日本ではまだまだスポーツ選手やスポーツの場における喫煙に寛容である。成人アスリートや指導者の喫煙は依然として存在し、アスリート自身のパフォーマンスに影響するだけでなく、未成年アスリートや応援する子どもたちへの喫煙の連鎖にも影響している。そこで、今回は、運動量や集中力において大きく異なる3種類の運動分野から、それぞれすぐれた成績を挙げている選手および監督に来場いただき、スポーツの現場で活躍する人たちの現状認識と展望を把握することによって、スポーツの場における非喫煙実現への道が明確化されることを期待する。