規定・規約等

日本禁煙科学会 学会誌「禁煙科学」 投稿規程



日本禁煙科学会 学会誌「禁煙科学」 投稿規程(2012年3月)
1.投稿原稿の種類
 投稿原稿は、喫煙および禁煙、防煙に関連する原著・短報・調査研究・症例報告(事例研究)・トピックス・レター・レビュー・会員論説・論文紹介(別表1/別表2)とし、原著・短報・調査研究・症例報告・レビューは未発表の内容に限る。
  原則として文字数の制限はしないが、編集委員会が冗長と認めた場合には修正を求めるか掲載を拒否することがある。
2.投稿原稿の著者
 投稿原稿の筆頭著者は、原則として日本禁煙科学会会員に限る。
3.倫理指針
 疫学研究や臨床研究は、文部科学省・厚生労働省による「疫学研究に関する倫理指針」や厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」に準拠すること。
  厚生労働省:医学研究に係る厚生労働省の指針一覧
4.動物を用いた研究報告
 動物を用いた研究報告は実施機関の動物実験指針に則る。また研究対象が組み替えDNAを含むときは、研究が実施される国において認められた組織が発行するガイドラインに基づいて実施したものであることが必要である。
5.複数の著者による投稿
 複数の著者による投稿の際には筆頭著者の責任においてすべての著者に投稿の同意を得る。
6.著作権
 学会誌および本学会のホームページ上に掲載された論文等の著作権は日本禁煙科学会に帰属する。
7.原稿の送付
 投稿原稿は、原則としてメールに添付して編集委員会に送付する。編集委員会の判断によっては、印刷した投稿原稿や電子保存媒体の提出を求めることがある。
8.投稿原稿の採否
 投稿原稿の採否は査読審査の後編集委員会で決定する。投稿原稿の査読審査の報告後、3ヵ月以上経過してから再投稿された原稿は、原則として新規投稿原稿とみなされる。
別 表
別表1 投稿原稿の種類
種類 内容
原著 原著:新知見や創意が含まれる研究の報告 英文抄録を必須とする
短報 原著に準ずる研究の速報
調査研究 禁煙・喫煙や防煙等に関する調査研究の報告
症例研究
(事例研究)
貴重な事例の実践報告や研究の報告
活動報告 禁煙普及や禁煙推進に関する行政や団体等の活動報告
トピックス 主として時事的事項に関する興味深い話題や知見の紹介
レター 著者への短い意見や質問など
レビュー 選定したテーマに関連する過去の研究論文の総括、評価、解説
会員論説 禁煙・喫煙や防煙等に関する会員からの意見や提言
論文紹介 英文誌等、他誌に掲載された論文で重要なものの紹介 (投稿者は原著者に限る)

別表2 投稿原稿の構成
項目 準ずる項目 内容
表紙    以下の項目を一覧で記載する。
1. 標題(和文・英文)  2. 希望する原稿の種類
3. 図表の数  4. キーワード
5. 著者名および所属機関名(共著者含む)
6. 筆頭者の氏名および連絡先
要旨 抄録 1. 総説および原著、短報、レビューには必須とする。
2. 背景(目的)・方法・結果・結論等で構成し、800文字以内とする。
キーワード    関連する3〜5個を記載する。
緒言 はじめに
まえがき
 研究の背景や目的、先行研究の短いまとめを含める。ただし、背景となるすべての文献を含む必要はない。
方法 対象と方法 1. 研究の手順は、他の研究者に再現できるように、充分かつ詳細に記述する。すでに公表されている方法は詳細な記述は必要なく、適切な文献を引用するのみでよい。
2. 研究で用いられている特殊な試薬や器具の出所は、製造者の所在地を含めて明確にする。
結果 成績  データの容易な理解を助けるために、必要があれば簡潔な図表による記述を含んでよい。
考察   1. 結果の解釈や当該分野における既存の知見との関連づけを明瞭に記載する。
2. 緒言や結果の部分で示されている情報を繰り返す必要はない。
結語 おわりに
あとがき
 結論(省略も可)。ただし総説および原著・短報・レビューには必須とする。
謝辞   1. 論文を作成するにあたっての支援や助言等に対して謝辞を述べてよい。
2. 研究費に対する財政的援助・株式所持・契約など利害の抵触があれば謝辞において開示する。
文献   1. 本文中の引用箇所の右肩に「1)」、「1〜5)」、「1,3〜5)」のように引用順に番号をつけ、本文の最後に一括して記載する。
2. 著者は3名を記し、あとは「、ほか」(英文では ,et al.)とする。
3. 雑誌名の略記は Index Medecus を参照とする(※を参照)。
4. インターネットのサイトは、ほかに適切な資料が得られない場合が文献として使用してもよい。この場合は、サイト名とアドレスを簡潔かつ明確に記載するとともに、アクセスした年月日も付記する。

※ 文献記載例
1) 高橋裕子、東山明子:インターネットを使った禁煙支援.心療内科5, 2001:328-325.
2) Wall MA, Severson HH, Anderws JA, et al. : Pediatric office-based smoking intervention: impact on maternal smoking and relapse. Pediatrics 96(4), 1995 : 622-628.
図表    原稿の最後に付すか、本文中の適切な場所に記載し、挿入箇所を本文中に「(図1)」「(表1)」のように明確に指定する。
英文要旨    原著の場合のみ必須とする。英文は、必ず native の専門家のチェックを受けてから投稿する。

投稿規定 改定履歴
  • 2019/09/21 第4回改定(※活動報告を追加した。)
  • 2013/03/15 第3回改定(※文献記載例を修正した。)
  • 2012/03/10 第2回改定(※全面改定)
  • 2012/02/28 第1回改定(※原著には英文要旨を必須とした。)
  • 2007/03 制定